沼津動物霊園の環境

見上げれば富士の峰。眼下には、駿河湾。沼津動物霊園を護る牛臥山は、沼津の絶景に囲まれた霊山です。近くには皇室縁の御用邸や芹沢光治良記念館など、文学の香り豊かな海のある軽井沢です。

霊園の理念牛臥三宝。富士・駿河のわたつみ・霊山牛臥山

沼津動物霊園は、お釈迦様の御真骨〈仏舎利〉を祀る、緑豊かな日緬寺に設置された霊園です。崇高な霊峰、富士の白峰を仰ぎ、振り返れば、駿河は牛臥の紺碧。その狭間、豊かな緑に囲まれた霊山牛臥山に眠る魂は、その安らぎを、久遠に宿していることでしょう。2008年7月に完成した牛臥海岸公園では、海を見渡す海岸でドッグランを行うペット連れの光景が見られるなど、家族連れで賑わっております。

皇室縁の御用邸

その牛臥海岸より10分ほど海岸線を歩けば、かつての皇室の御用邸があります。千本松原に連なる広大な松林と、駿河湾に面した砂浜の中にあるそれは、天皇陛下の別荘であり、昭和45年に沼津御用邸記念公園となっており、現在は市民の憩いの場となっております。1992年には現代建築家茶室展が安藤忠雄、磯崎新、菊竹清訓、勅使河原宏により行われるなど、アートフェスティバルの開催地としても活用されております。

文学の香り豊かな「海のある軽井沢」

美しい海岸線には御用邸があるなど、その魅力は多くの著名人の心も惹きつけています。都心から近い静養のための別荘地として、しばしば「海のある軽井沢」と評される土地では、古くは大山巌(陸軍大臣)、川村純義(海軍大臣)、大木喬任(文部大臣)、西郷従道(陸、海軍大臣)など多くの元勲が別荘地をもっておりました。牛臥海岸から牛臥山をはさんで反対の我入道海岸では、「巴里に死す」、「一つの世界」によってノーベル文学賞候補にも挙げられた芹沢光治良<せりざわ こうじろう>も生まれており、昭和文学の香りも漂っております。

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