2013年の秋彼岸動物慰霊法要が開催されました。

三連休の中日にも関わらず、多くの方々が供養にいらっしゃいました。

定刻通り僧侶方によって厳粛に法要が執り行われ、皆それぞれの思いを胸に、花を飾り、香を手向け、お参りしました。

亡きペットへの想いを綴った手紙が読まれます。同じ悲しみを背負った方の心のやすらぎのため、お施主様のご厚意により、お手紙の内容をここで紹介したいと思います。

月命日の6日。私は必ずここに来ます。
ここへ来て、手を合わせると、少し話が出来るような気がします。毎日思う「早く帰ってきてネ」を祈りながら、ノートにも必ず書きます。いつもノートを開けるたび、多くの愛情であふれる言葉達に心がいっぱいになります。いつか本になったらなと思います。
住職様が、おっしゃってくださった「次は幸せな人間に生まれて変わってきます」の一言が私たち親子をすくってくださいました。いつかあの子達が人間として生まれ変わったら、たくさん話がしたいです。そして誰より幸せな人生を一日も長く長く歩んでほしいです。
こんなにもとおとく愛おしいと今でも思うこの気持ちがあの子達の生まれ変わった人生へ、少しでもつながればと思っています。今でもまくら元にはあの子が寝ていたクッションがあります。
時々、ふとあの子のにおいもします。私にもし目に見えぬ姿が見える力があれば、ここにいる皆さまの愛する子達を見て、色々なことを伝えたいです。きっとみんな心から「ありがとう」と言っていると思います。
いつの日か、また私を選んで戻ってきてくれたら幸せです。
私が生まれ変わっても、またいつか必ずあの子達に会いたいです。
幸せな時間をありがとう。心を込めて。。。
A.W

ペットに先立たれ、取り返すことのできない時間の中に取り残された人の悲痛さと、そこから立ち直り前を向こうとする人の絆や愛情の奥深さが、会場にご参列の人々の心に迫りました。

御焼香では多くの方々が暑い中にもかかわらず列をなして掌をあわせました。

沼津動物霊園にご縁を頂き、此処に祀られた大切な、大切なペットたちへ、想いのこもった回向を行い、式典は終了しました。